2011年6月19日日曜日

チェルノブイリ:事実が重要だが。。

チェルノブイリでのFactをいくつか見ているが、因果関係についてはいろいろレポートがあり、勉強不足もあって理解も論点も実は整理できていない。2005年のWHOのレポートによると、これまでにチェルノブイリ事故での死亡者は50人。4000人が甲状腺がんにかかったとされるが、原発事故との因果関係ははっきりしていないらしい。原発反対派をあしらう人、または原発推進派と言われる人はこのWHOソースをベースに「原発が最も命に優しい(死亡者が少ない)」と主張している。

◆原子力を1とした場合のエネルギー別の死者数
原子力   1
LPG   100
石油   900
石炭  4025

低線量放射線は体にいいと言う人もいるが、チェルノブイリも福島も事故や被害は現在進行形のため、恒常的に放射線にさらされることが「いい」などと誰も保証できないはず。

2つのレベル7の事故を通じ、原発は安易に一度建設したら、もしくはお粗末なリスク管理で事故が起きたら、放射性廃棄物が漏れだしたら、汚染地域を元に戻し住民が元の暮らしに戻ることはまず無理と分かってきた。まずは、健康への影響について長期と短期、外部と内部被ばく、大人と子供にわけて統計的Fact、論点と科学的見地を整理しないと将来大きな過ちを犯してしまうと思う。(レントゲンやラドン温泉は大丈夫でしょ、というレベルではなく)

じゃ、「電力どうするの」とくる方とどのように議論をかみ合わせていくのかを今後考えようと思う。